チームプレイって何?ってキレた話

こんばんは。

 

私は、今、仕事終了後、キレてるところです。

 

ちょっと愚痴になってしまうし、自慢に聞こえるところがあるかもしれないが、聞いてほしい。

 

私は、今の現場に5月から居る。

 

現在の現場は、全く言葉を濁さずに言うと、ブラックってところで、昭和日本かと思うような価値観のところである。

人員増加のために現在炎上中のプロジェクトに入れられるということは、結構プログラマー業界ではあるあるだと思うけど、今回のプロジェクトは、全くこれまで価値観が合わず、営業とガチバトルを数回行っている。

営業は、遠回しに、「どこ行ってもそんな現場に当たる可能性あるよ」ということは言うし、その通りだと思うけど…

 

とりあえず、現在のプロジェクトの黒さがどんなものかと言うと、残業当たり前、休日出勤もやるよね!?って感じのブラックで、まぁ、人がいないのを、時間でなんとかしようとするような感じのプロジェクト。

基本、工数の見積もりが甘く、前にできた成果物の出来も残念で、一回、チームのリーダーさんたちが、このままじゃダメだと、プロジェクトの上位会社に言ったけど、全く聞き入れられず、やっぱり大炎上して納期は今月末、今に至るということですが。

 

最初に渡されたタスクがやばかった。

工数見積もりから、100時間オーバーで完成させたプログラムと単体テスト

何もわからないまま作成して、全然出来なくて、びっくりした。

だって、Javaのソースの規則みたいなのが沢山あるのに、細かいことを書いている資料がどこにもなくて、こんな時どうするみたいなのを教えてくれる人もそばにはいない。

テストの事を聞いても、まともに答えられる人が近くに居なくて、聞いても、他の人に聞いてという回答になって、結局仕事が進まない。

 

1つ作ればなれるもので、100時間オーバーのタスクは段々巻返すようになり、自分の作業工数がプラスに転じた時、周りを見て気付いた。

全員が遅れてた。

何故、全員が遅れたかって、資料は沢山作っているのに、それがどこに置いているかをちゃんと記載した資料が一枚もないのに、やたらとクオリティを求めてくるテストやソースに悩んでいたり、元々の工数の見積もりがあかんかった。

自分が早かったのは、最初に100時間オーバーした際に作ったシステムが幸か不幸か滅茶苦茶難しくて、何をやっても簡単に思えたし、ソースの規則的なことに慣れることが出来たから。

後は、自分の性格が、根っからの完璧主義で、分からないことがあれば、何でも聞いた(希望通りの答えが返ってこないこともあったが)ことと、かなりの効率厨で、何でも最短で上手くいくように効率よく作業をしていたからとかいろいろある。

 

とにかく、気が付いたら、仕事が人より早く終わっている状態が続いた。

だが、その進捗が0になるときが来た。

その当時、チーム全体の進捗はとても悪く、チームのリーダーさんは、そこから更に、チーム制を取り入れて、小チームを作って、工数を管理することにした。

そうなると、私の進捗は、遅れていた人とプラスマイナスして、合計マイナス100時間に転じた。

こちらからしたら、今まで貯めていた進捗タスクをマイナスにされたことになる。腹が立った。

しかし、チームのリーダーさんは言う。「チームで助け合いましょう」って。

私は、ここから仕事を頑張った。

最初のチームは、できる方と言い方が悪いが、仕事ができない方。

私は、仕事を、片っ端から行った。まず、自分のタスクを終わらせる。テストレビューで指摘がないように、テストエビデンスを作成する。不具合があれば、すぐに報告と修正をする。

自分のタスクが終わったら、待っていたのは、仕事が遅い方のタスクの巻取りだった。

仕事が遅い方は、私たちのチームになる前のタスクをしていたので、実質、自分たちのチームのタスクを消化しているのが、二人だった。

 

ここで、私は間違いを犯す。

タスクをすべて、期日内に終わらせてしまったのだ。

それどころか、工数のマイナスをプラスに転じてしまった。

 

間違いに気づいたのは、しばらく経ってからだった。

私たちのチームは、3人チーム。しかし、実質2人で頑張っていた。

それなら、終わらせずに、問題として露見させるべきだった。

でも、終わってしまったから、「問題なし」と認識されてしまった。

 

更に次の問題が発生する。

実は、当時のチームタスクが期日内に終わった後、更に巻き取ってしまい、仕事がなくなってしまった。

その時、私は、「別のチーム」のタスクを巻き取ることになった。

やったことは大したことがなかった。1チーム目は。

遅れているチームは、1チームだけではない。プロジェクト全体が遅れているのだ。

更に遅れているチームのタスクを巻き取ることになった。

遅れていた原因は、仕様書の不備が多すぎたこと。基本設計からやり直すべき案件だった。

今まで開発していない画面の仕様とはいえ、そんなことは言ってられない。このままでは、納期までに間に合わなくなってしまう。

ここから、4週間、ありえないくらいタスクを消化した。

唯一の救いが、私のモチベーションが高かったことだ。このタスクの主は、私が大好きな同僚さんだった。遅い理由も、その人が全く関係ないことで、前から助けたいとは思っていたから、頑張ることは苦痛ではなかった。

でも、戻るが、一番最初のチームタスクで、遅れていた人は、一度も私にお礼も謝罪もしなかった。それどころか、メールも返信しない人だった。やっぱり、連絡が出来ない奴は私は嫌いだ。

話は戻るが、4週間、頑張った結果、なんと、納期に余裕をもって、間に合うことが出来た。

正直、達成感はあった。自分が、頑張って、人のためになることは嬉しかった。

 

でも、それでも、仕事は終わらない。

次は、私にと言って、別の会社のチームから、依頼が来た。

それは、別の会社でやるはずの仕事である。それでも、やった。

仕事を片付けたら、また仕事が来た。遅れているから、助けてほしいとのことである。

正直、私はうんざりだった。

この仕事、すべて、残業してやっているのだ。意味が分からない。

残業は、残らないといけない何かがないと、やりたくないのだ。

納期が近いから、残業は許すとしても、私に充てられた仕事は、本当に私が残業してやらないといけない仕事か?と思った。

私は、人よりも仕事が早く、それなりに正確に出来ると思っている。だから定時で帰ろうとする。

だけど、定時で帰ったからと言って、人よりも疲れてないと思わないでほしい。

タスク量は、他の人の仕事をしている分、多くなっている。

同僚さんに「疲れているね」とよく言われるが、そりゃ、人よりも沢山仕事をこなせば疲れるに決まっている。

それを、残業しろと言われた日には、笑顔でノーを突き付けたい衝動に駆られた。

 

最近、チームプレイは出来るかと面接で言われた。

その面接官がとても横柄な態度だったので、「自分にばかり負担がかかるのは嫌です」と言った記憶がある。その面接がどうなったかは知らない。

会社はチームプレイとか助け合いとか、そう言う言葉をよく使う。

私は野球が好きなので、野球に例えると、チームプレイとは、先発のピッチャーが調子が悪いとか、一人の打者が調子悪い時、他の打者が頑張ったり、中継ぎがこれ以上失点しないようにして、皆で勝ちに行くことだと思う。

でも、私のプロジェクトにおけるチームプレイは、先発の不出来のピッチャーが炎上した試合で、首位打者が毎打席ホームランを打つことだと思う。

それって、チームプレイとは呼ばないよね。と私は思う。

助け合いは必要だ。誰かが苦労しているときに、誰かが助けて、その誰かが困っているときは、別の人が助ける。

それがチームプレイと呼ぶのは理解が出来る。

でも、私のいるプロジェクトは、できない人はとりあえず軽い仕事を任せて、出来る人に巻き取ってもらおうが主な考えである。

このプロジェクトで、私は出来る部類に入れられているので、重い仕事が回ってくる。

それが負担だ。

だが、そうでもしなければ、仕事が終わらない。

仕事ができない人に重い仕事は任せられない。

だが、仕事が出来る人はそう多くはないから、仕事が出来る人に仕事が集まってくるのだ。

 

不思議なことに、今までいたどのプロジェクトでも、こういう役回りを請け負うのが私だった。

いや、不思議でも何でもない。私は根っからの真面目で、完璧主義で、そういう人は、社会に出てから、こういう役回りになることは決まっている。

以前の会社を辞めたのは、五関晃一の舞台が関東であったのに、給料の低さと、ボーナスが出る詐欺をしているため、金銭的な理由で行けなかったことに、「私は五関晃一を推すために働いているのに、何故頑張って働いても金がないから行けないんだ」と思ったためであるということは、旧Twitterでもたまに言っている。

 

現在の会社は、前の会社よりも給料が良く、ボーナスも出るため、在籍しているが、ぶっちゃけ、どこのプロジェクト行っても同じなら、どこかのタイミングで、ドイツでも行ってしまった方が、私は向いているのではないかと考えている。

言いたかったのは、タスクを巻き取るのはするが、残業をさせんな馬鹿野郎ということである。

 

長文失礼。