最近、X(Twitter)でおすすめのツイートを見ていて、思い出した話。
Xには結構ツイートしていたけど、たまに思い出してテメェって言っている話がある。
先に、私と男(A)のプロフィールを書く
私
2024年1月時点で27歳。女。
恋人いない歴多分2年半。モテない。
趣味:音楽鑑賞、最近は野球観戦も行くがそれほど詳しくはない。
特技:フルートとピッコロが吹ける。
好きなロックバンド:スピッツ
男(A)
多分同い年。男。
恋人いない歴年齢。モテない。
趣味:多分ギターやけど知らん。
特技:知らん
好きなアイドル:知らん
好きなロックバンド:多分ユニゾン
この人と私の関係的に言うと、高校の同学年の知り合いなんですが、高校時代は全く面識なく、喋ったこともありませんでした。
というか、自分は今よりかなり根暗で、コミュ障だったので、男子生徒とは部活以外ほぼ喋らないくらいだったし、そもそも接点がなかったし、ほぼ顔もうろ覚えで知らんかった。
その人と接点があったのは、旧Twitterのリア垢でのこと。
大学に入って、ツイ廃になった私。
現在、諸事情(後述)により、削除したリア垢を、結構な更新頻度で呟いていた。
その時に、やたらと絡んできたのが、その人だった。
絡まれたら、まぁレスポンスを返すじゃないですか。
そしたら言ってくるんですよ。
「また、飲みにいこうや」って。
いやいや、貴方、ほぼ高校で接点なかったやん。
その人と飲みはキツいで。
それをやんわり断っていたら、その人と少し仲が良い私の友達とならええかって言われて、まぁ、その人が一緒なら…って、結局会ったのが多分、社会人になってから。
そこから、なんだかんだで、誘われたからサシでも会ったりしてたわけなんですが、正直その人の事は好きでも嫌いでもない普通だった。
(ぶっちゃけ、その時には好意を寄せている人(B)がいた)
だから、その人(A)から好意を持たれないことを、徹底していた。
わざと、Aの前でBの話をするとか、「他に好きな人がいるアピール」をめっちゃしていた。
ただ、そのBと付き合ったが別れた時、それをAに言ってしまった。
Aがそれからすぐ、10月くらい?にクリスマスに逢いたいって言ってきた。
正直、Aの事は普通に友達で居て、楽しいことは楽しいんだけど、ちょっと気になるところがあって、そんな人とクリスマスには会いたくないなぁって思っていたから、普通に断った。
何が気になるって、ずっとこっちが聞き役に回っているところ。
別にそれだけなら構わないんだけど、一番気になったのは、Aは視野が狭いというか、人が「〇〇好きやねん」って言った時に、「そんなんどこがええねん」って言ってくるタイプの人間だったところ。
私の性格をよく知っている人ならわかると思いますが、私は人が推しているものとか、人はおすすめされたら絶対に見ちゃうんです。
誰かが好きなものって、その人にとっては大事なもので、それが何であれ、一回見てみて、考えて、先に否定しないことを自分で決めているので、その人の自分が知らないことを絶対否定するところがあまり好きではなくて、良い人かもしれんけど、その人とクリスマスに会ってまでこちらが気を遣うのが嫌でした。
だから、なんか適当に断った。
なんて断ったかも覚えてないけど、「クリスマス、予定あるねん」くらいの理由で断った気がする。
それが、大体2年前くらい。
それから半年、LINE来たら返事するくらいの関係をしていたんだけど、何故かやたらと電話したがる。
当時、A.B.C-Zに激ハマりしたてで、ずっとライブDVD観ていたかったから、マジでLINEすら気付かず、気づいた頃にはもう寝る時間やからって断ることを繰り返していた。
そんなある日、何のきっかけか、ホンマに電話したいみたいな事をLINEで言われて、しかも既読付けちゃった…みたいな時が来た。
正直、その時期、滅茶苦茶メンタル的にキツくて、ちょっとリミッターが切れた私は、その場にあったライブDVDの中で、一番ラブラブしてそうなやつを選んだ。
そう、A.B.C-ZのラブバトルツアーのライブDVDである。
リビングのテレビでそのDVDを流した。
ちょっといつもより音量を大きめにした。
最初のOvertureを見て、少しボルテージが上がって、メンバーが登場。
会場のボルテージも上がり、私もテンションが上がる。
一曲目の花言葉。滅茶苦茶歌詞が良く、そして、衣装も良く、すべてが良い曲。
そんな中、奴からの電話が鳴った。
奴は言う。「何か、観てるん?」
私はいつもよりテンション上げ目の声で、「A.B.C-ZのライブのDVD見てんねん」と言う。
多分、奴はすごく引いていたと思う。まぁそれが狙いだから良い。
そこから何の話をしたかは覚えていない。
ただ、ずっと五関様の話を、私がし続けていた。
五関様のダンスが素晴らしいとか、顔面が良いとか、声が好きとか、ライブDVDの感想とか言いまくっていたと思う。
10分後くらいに、奴が半笑いで言った。
「結婚してない女が推しで幸せになろうとすんのワロタ」
なんて返したかは覚えていないが、「あっそ」くらい言って、電話を切った。
多分、テレパシーOne!Two!の時だと思う。
電話を切った後、とても清々した。そのあとのBurn ハートがかっこよくて、しばらくどうでもよかった。
しばらくして、Twitterをブロックして、しばらく待って何も来なかったので、LINEもブロックした。
それから、リア垢も消した。
言われた言葉が今思い出しても、やっぱりクソだったので、クリスマス行かなくてよかったなぁと思う。
自分が言われた言葉でトップ10に入るくらいには、嫌いな言葉。
嫌いな理由
結婚していない女→結婚したいなんて一言も言っていない。
推しで幸せになろうとする→別に何が悪いのか分からない。
ワロタ→キモイ。
というか散々テメェはロックバンドのあれこれ語ってたやんけ。あれは推しで幸せになろうとしてないんかい。
奴は人の好きなものに否定から入るタイプの人間だし、こっちが好きなもの何言っても否定されるのが滅茶苦茶嫌いなので、縁が切れてホッとした。
Xに「モテない男が、女の子に優しくされて勘違いした話」みたいなのが流れてきて、何となく思い出した。
モテない男は、優しさに飢えているのではないか。と思った。
よく言うと、優しさのボーダーラインが低い。
前述の男は単純に、私が優しくしていると勘違いしたのではないか。
私がしたことは、ただ、普通にその人の話に乗って、その人が作った音楽聴いて、何となく感想(ここは良くて、ここはちょっとこういう風にしたら良いのではないか)を言うくらいで、表に出さないだけでなんやねんコイツと思ったことが100回はある。
というか、1対1だと、本心滅茶苦茶嫌いな相手以外だと、どうしても気を遣うものだと思っている。
その度合いは人によって様々だけど、それが人間関係において、大切であるということは確かだと思っている。
私はどうもその度合いを測るのが苦手で、とても後悔することが多い。
今回だと、自分の意見や主張のようなものをもっと言っていても良かったのだ。
そのあたりは、私の今後の人生の大きな課題なのかと思う。
ちなみに、Xは、リプライ以外は、とんでも思想でない限り、自分の推しへの愛を叫ぶのにとても良いツールで、そこに気を遣うことは特段ないのが個人的にストレスが無く良い。
ブログも同じような理由で、好きである。
文字に書くことによって、自分の伝えたいことを視覚化出来て、それが頭の整理に繋がるため、何か伝えたい時は、文字にすることを心がけている。
この人から好かれていたかは別として、それなりに謎の執着をされていた。
正直、めんどくさくなったので、適当にあしらったことで、彼からしたら「裏切られた」と思ったのではないか。
何となくそんなことを考えた。
ちなみに、その男のしょうもない言葉を軽くあしらって、次の年の5月。
五関様きっかけで、ブラック企業から転職をしました!!!!!
その話はまた後日しますが、転職してよかったと心から思っています。
ありがとう五関様。ありがとうA.B.C-Z。
クソ男なんかより、やっぱり推しの方が生きる希望です。